カテゴリ : 今、童謡復活!!ブログ
今から約100年前(大正7年)に鈴木三重吉氏が
子供のための
芸術性の高い作品を作ろうという意図で
児童文学雑誌「赤い鳥」を創刊しました。
島崎藤村などたくさんの作家の作品に
メロディーが付けられました。
それが「童謡」となりました。
日本の伝統文化・四季の移ろい
・美しい日本語・日本人の情緒などが
歌に散りばめられています。
まさに日本の文化遺産です。
そして長い間、
子供からお年寄りまで歌い継がれていましたが、
TVが普及するに従い
音楽のジャンルも多岐に広がっていき、
「童謡」は次第に歌われなくなってきました。
現在では幼稚園や学校でも
アニメ曲やJPOPを好んで取り入れており
「紅葉」や「お正月」「春が来た」など口ずさめる
人が少なくなっております。
小さな子どもにとって童謡を歌うことは
言葉の獲得だけでなく、
音感や想像力を養う大切なものです。
2023-12-18 23:33:45